耳毛切りと耳毛抜き
巷では耳毛きりの方が良い!という意見と、耳毛抜きの方が良いなど意見が割れておりますが
正直なところどちらにもメリットデメリットがありますのでご紹介致します
因みにトリラトリでは耳毛抜きも耳毛切りもどちらもご用意しております
まずは従来の耳毛抜き(鉗子)です
専門学校ではまずこちらしか使いません
トリミングを行なっている殆どの店舗がこちらを使用しています
耳毛を挟んで逃さないように深い凹凸があります
耳の外まで毛を引っ張って抜くので耳の中に抜いた毛が残ることはほぼありません
次に耳毛切りハサミ
こちらは専門学校ではまず使いません
むしろ多くのトリミングサロンや動物病院でもまだ普及していません
なぜならこの耳毛切り鋏はまだ歴史が浅い(2−3年ほど) (そもそもこのハサミの存在すら知らない情報リテラシーの低いペットサロンや病院もあります)
ハサミの刃には浅い凹凸があり皮膚は切れない構造になっています
鉗子に比べ値段が高く約10倍ほどの価格
耳の中で毛を切る為、毛が耳の中に残る可能性があります
それぞれのメリット・デメリットをご紹介致します
鉗子のメリット
耳の毛が綺麗に抜ける(見た目は良い)
毛根も抜けるため耳毛の伸びる速度が耳毛切りに比べ遅く感じる
耳の中に毛を残し辛い
デメリット
耳毛を抜くときに痛みが生じる
抜くときに皮膚へのダメージが生じる
シュナウザーなど耳毛の多いわんちゃんは特に嫌がる
(場合によってはトラウマになり吠える・噛むようになる子もいる)
耳毛切りメリット
抜くわけでは無いのでわんちゃんの負担は少ない
耳の皮膚へのダメージが少ない
耳毛が多い子でもトラウマになり辛い
デメリット
毛根から数ミリ残るので耳毛の生える速度は速く感じる
毛根から数ミリ残るので少し見た目は悪い
抜くのに比べ切った毛が耳の中に残りやすい
抜くことによる皮膚へのダメージは無いが、毛を切ることによって発生する皮膚へのダメージの可能性は0では無い
耳毛切り耳毛抜きのご紹介でした!
どちらもメリットデメリットありますがその子に合ったやり方や生活によって変わると思います
どちらもご用意ありますのでお気軽にお申し付けください
府中ペットサロン トリラトリ
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