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膿皮症・脂漏性皮膚炎・皮膚糸状菌症の考察

【参考】https://www.kamayachi-vet.jp/specialities04.html

膿皮症
主に原因となる細菌はブドウ球菌といわれる細菌で、本来は病原性が強い細菌ではないが、アトピー性皮膚炎などで皮膚バリアー機構が弱っていると膿皮症が発生しやすくなるといわれている。そのため根本にある疾患の管理をすることが重要となる。
治療は、抗生剤の投与および抗菌性のシャンプーによる薬浴

主に原因となる細菌がブドウ球菌とある。ブドウ球菌の中にもメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)と耐性を持ったブドウ球菌があるので対策は難しいと思ったが、厚生労働省によると次亜塩素酸水で対処可能らしい

(培養した大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSA、サルモネラ菌、緑膿菌、レンサ 球菌、枯草菌、カンジダ、黒コウジカビの各種微生物を、微酸性次亜塩素酸 水(pH5.2、有効塩素濃度 57mg/kg)に添加し、経時的に生菌数を測定し、殺 菌効果を検討したところ、枯草菌以外の微生物に関しては、1分でほとんどが 死滅した。枯草菌については、接触 3 分後にほとんどが死滅した。)

クリックして2r9852000002wybg.pdfにアクセス

又、長時間接触しなければ黄色ブドウ球菌に対して有効性を示さないクロルヘキシジンは低濃度で優れた静菌作用(殺さないが増殖を抑える)を発揮する。(ブドウ球菌に対する持続効果の面ではクロルヘキシジンが優れている。)※1

参考 http://www.yoshida-pharm.com/2012/text05_01_02/

※1ノルバサンシャンプーは2日間残留してくれるらしい
参考http://www.sagami-central-amc.com/clinicnote/pdf/clinicnote08_01.pdf

個人的感想

ノルバサンシャンプー(クロルヘキシジン)と次亜塩素酸水で対処可能

次亜塩素酸水を作れる家電も出ています1万円以内

脂漏性皮膚炎
体表の皮脂が過剰となるために発症する皮膚炎である。皮脂による体臭が強くベタつくタイプと、フケが過剰になるタイプが存在する。また、二次的にマラセチア性皮膚炎や膿皮症を起こすことがある。

個人的感想

色々と調べましたが、基本的に何処も書いてある事は大体同じでステロイド治療・ケトコナゾール又はミコナゾールなどの外用薬で対処
ステロイドで良くなるが止めるとすぐに再発しステロイド使用が長期におよぶ、強い痒みに対して抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服を加えるが治療薬の主役とはなりえ無い
病院でトリミングをやっているとたまに拝見しますが、完治した事は見た事がないです。
中々マメに治療する方も見ませんでした。

まずはミコナゾールを効かせたいので表面の脂を取り除くシャンプー又はクレンジングを試みその後マラセブシャンプーでミコナゾールを効かせます(膿皮症がある場合は次亜塩素酸水浴や散布も有効)
その後保湿剤を塗る。普段の生活はケトコナゾールのローションなどでマラセチアの発生を抑える。膿皮症がある場合は次亜塩素酸水も散布
結構皮膚が弱っている子も多いので1回目の脂を取り除くシャンプーは使うか使わないかの判断は結構難しい

皮膚糸状菌症
抗真菌剤の内服、外用塗布に加え、抗真菌シャンプーでの薬浴

こちらはミコナゾール硝酸塩が有効でマラセブシャンプーがこの成分を含んでいます。

 

個人的感想

やはり1回目のシャンプーで余計な汚れを落とす。2回目にマラセブシャンプー、そして保湿剤散布

https://www.kegg.jp/entry/dr_ja:D00882
ミコナゾール硝酸塩
効能
皮膚真菌症の治療
白癬・カンジダ症・癜風

ちなみに水虫にもミコナゾールが効きますので、おそらくマラセブシャンプーも効くでしょう
第2世代の水虫薬に使われています。今は最新は第3世代で一番効果が高いです

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